ポリマーセメント

このサイトは、ポリマーセメントを使用した増圧工法、高伸長性材として使われる理由、断面修復、ポリマーセメント系の塗膜防水材などについて紹介しています。

ポリマーセメント系高伸長性材

伸長性を求める材になればなるほど柔軟性を求められることになります。従来のコンクリートやモルタルではどうしても、新たなひび割れ等が出来てしまう危険性がぬぐえませんでしたが、ポリマーセメントは収縮率が低いので、新たなひび割れが出来る可能性がとても低いのです。高伸長性材にポリマーセメントを使う理由はまさにこの点だといえるでしょう。


ポリマーセメントとは?

ポリマーセメントとは、セメントにナイロンなどの素材となっているポリマーを混ぜたもので、普通のセメントよりも水に強い、固まるのが早い、収縮率が低い、といったメリットがあります。主に建築工事や土木工事の補修材として使われることが多く、その場合は「ポリマーセメントコンクリート」あるいは「ポリマーセメントモルタル」と呼ばれています。70度以上の高温になると、剥離しやすいというデータもあるので、使用する際は温度に注意が必要です。


ポリマーセメントを使用した増圧工法

ポリマーセメントを使用した増圧工法は、従来の材料を使った場合に比べてどんなメリットがあるのかご存知ですか? そもそも普通のコンクリート、もしくはモルタルを使った場合は、水による劣化や収縮によるひび割れなどが問題になります。しかし、ポリマーセメント材は防水性が高く、収縮率も低いため追加的な補修工事が必要ないというメリットがあるのです。

ポリマーセメントによる断面修復

断面修復をする際に考えられる方法の一つに、ポリマー セメントによる断面修復という方法があります。剥離、または剥落によって出来た断面を修復する際に必要なのは、硬化のスピードと収縮率の低さです。なぜこれらが必要かを天井の剥落を例に考えてみます。天井が剥落した場合、硬化のスピードが遅い修復材を使うと硬くなる前に、下に落下してしまうことが考えられますし、収縮率が高い材料を使うと剥落によって出来たスペースを埋めることが出来ない可能性があるためです。


ポリマーセメント系の塗膜防水材

ポリマーセメント系の塗膜防水材の一つに大日化成の「ビッグサン複合防水材」というものがあります。もちろん他にもBASFポゾリス株式会社など、ポリマーセメント系の塗膜防水材を製造している会社もあります。なぜ塗膜防水材にポリマーセメントを使うのかというと、防水性が高いということだけでなく収縮率が低いために、変形による破損が少ないということがあげられます。また、硬化するのが早いので、工事が中断している時間が短く済み、結果として工事が短期間で終わるということが考えられます。さらに従来のものよりも臭いや毒性を抑えられるので、環境に優しいためということも考えられるでしょう。